2009年4月10日金曜日

かさねシリーズ試作その1



試行錯誤はまだまだ続きます。今回は平安時代の俗に言う”十二ひとえ”の袖口に見られるような『重ねの色目』をテーマに作ってみました。
現代の私たちにはなかなか思いつかない配色センスを持っているので、制作していてすごくわくわくします。
写真の右は『雪の下』という重ね色目です。降り積もった雪の下、いち早く春を感じほころんだ花を表現したのでしょうか。名前からそのような情景も浮かんでくるところが楽しいです。


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