2009年12月28日月曜日
2009年11月30日月曜日
日本橋三越での展示のお知らせ
2009年10月30日金曜日
イベントのお知らせ
どちらもはなもっこの展示に加えてc-brainの新商品「iroha」の初お披露目です!
・c-brain 金沢の伝統 「Iroha展」
会場:イリアス
東京都台東区谷中2-9-12川田ビル1F-B
会期:10月29日(木)~11月10日(火)
TEL:03-3827-2722 営業時間:11:00~19:00
定休日:水曜日 *オーダーもお受けしております。
・和の着物展
会場:アグレアブル・ミュゼ
東京都国立市中2-19-93 61ビル1F
会期:10月30日(金)~11月3日(火・祝)
TEL:042-577-7353
営業時間 : 13:00-19:00
定休日: 水曜日・木曜日
10/31・11/1・11/3 はシーブレーンのスタッフが在店します。
2009年10月16日金曜日
2009年9月4日金曜日
2009年9月3日木曜日
蒔絵シリーズ 2.桔梗(ききょう)
黒漆に桔梗(青貝入り) ケース:ステンレススクエア 組み紐ストラップ付 税込み¥40.845
桔梗(ききょう)の花を描きました。花の部分を銀で表したタイプと、青貝という貝を埋め込んだ螺鈿(らでん)という表現のタイプの二種類をご用意しました。
螺鈿のものは角度を変えるときらきら輝き本当に美しいです。蒔絵ならではの表現ですね。
国宝 浮線稜蒔絵螺鈿箱 サントリー美術館蔵
2009年9月2日水曜日
蒔絵シリーズ 1.唐花紋・蔓唐花紋
今日から三日間連続でお伝えします。
ホームページやウェブショップでの掲載が遅れておりまして
申し訳ありません。
このシリーズは日本橋三越本店での販売の際も御好評いただきました。
蒔絵の表現力、人をひきつける力はやっぱりすごいですね。
まず始めは唐花紋(からはなもん)と
蔓唐花紋(つるからはなもん)のご紹介です。
唐花は唐草と同様に文字通り大陸から伝来した文様で奈良時代には使われていました。
家紋にも多用される文様ですので見たことがある方も多いかもしれません。
どのような文様もそうですが、時代とともにデザインは移り変わっていくものです。
この時計にあしらった唐花紋は11世紀に作られたお経を入れるための箱に
蒔絵で描かれていたものを参考にしました。
紫式部が源氏物語を書いたちょうどそのころに作られたものになります。
平安時代、日本ならではの美意識が成熟したその時に表現された
文様を眺めながら その時代に思いを馳せ、
また今の時を知っていただければ幸いです。
四方に展開するそのデザインは時計として時間を見るうえでも
目安になるデザインです。
黒漆に蔓唐花紋 ケース:ステンレススクエア 組み紐ストラップ付 税込み¥39.900
朱漆に唐花紋 ケース:ステンレススクエア・イエローゴールド 組み紐ストラップ付 税込み¥42.000
国宝 宝相華蒔絵経箱 延暦寺 11世紀
2009年9月1日火曜日
2009年8月25日火曜日
金沢ブランド大賞!!
さらにその中からもっとも優れた新商品として大賞を頂くことになりました!
大きな大きな励みをいただきとても嬉しく、そして誇りに思っております。
多くの方のお力添えがあってこその受賞と思っております。
本当にありがとうございました。
そして、これからも国内はもとより海外への進出も視野にいれて
邁進してまいりますので、 何卒宜しくお願い申し上げます。
2009年8月4日火曜日
2009年8月1日土曜日
2009年7月24日金曜日
裏箔シリーズ
伝統的な日本画の技法のひとつに、絵絹の裏から金箔を貼りほのかに光り輝く画面にする「裏箔」という技法があります。
高価な金箔をあえて裏に貼り控えめに見せるそんな美意識は日本人ならではといえるかもしれません。
雨粒を一切描かずに裏箔の光だけで雨の日のぼんやりとした光を、そして雨そのものを感じさせる。そんな表現をするときに使われました。
その「裏箔」の技法を応用して文字盤全面に純銀箔を貼り、その上にもっとも薄い和紙である典具帖紙を貼り重ねました。
和紙の繊維の隙間からのぞく銀箔の柔らかい輝きは水面のようにも朝靄のようにも見えます。
岩絵具で金魚と猫を描きました。余白に風景を感じていただけたら嬉しいです。
12箇所に雲母で点を描き、時計としての機能性も考慮しました。今後バリエーションも増やしていきますのでご期待下さい。
銀裏箔に金魚 ステンレスラウンド型ケース・黒革ベルト 22.995円(税込み)
銀裏箔に黒猫 ステンレスラウンド型ケース・黒革ベルト 22.995円(税込み)
2009年7月22日水曜日
2009年7月7日火曜日
真田紐ベルト
ベルトも新商品ができました!!
絹製の真田紐を革ベルトに縫い付けました。
真田紐と聞いてはあまりピンとこない方も多いかもしれませんが、よく立派な桐箱を結んである、きしめんのような形のあのひもです。さまざまな色やデザインがあり、普通の革のベルトのようにサイズ調整ももちろん可能です。
15年間ハンドメイドで腕時計を作り続けてきたシーブレーンだからこそできた、手仕事のぬくもりを感じる愛らしいベルトです。くみひもや革ベルトを付けたときとは時計の印象ががらりと変わって新たな魅力を感じていただけるのではないでしょうか。ベルト単品で3600円(税抜き)になります。色やデザインのラインナップも近日中にお知らせしますのでお楽しみに。
2009年7月5日日曜日
七宝紋その6 天然瑠璃/梅苔染め
6.初夏 文字盤:天然瑠璃(るり) くみひも:梅苔染め
文字盤には天然のラピスラズリ(瑠璃・青金石)を砕いた岩絵具を塗りました。ラピスラズリは古来より世界各地で厄除けの力があるとされ、神秘的な深い青色から神と通じる石して珍重されてきました。組みひもは梅苔染めです。梅苔とは、梅などの樹木に付く苔で、驚くほど鮮やかな紫色を生み出してきた古来からの染料で、奥行きのある紫は、自然の染料にしか出せない色合いです。藤や菫といった紫の花が多く咲く初夏のさわやかなイメージを表現しました。
2009年7月3日金曜日
七宝紋その5 天然白群青/生藍染め
5.夏 文字盤:天然白群青 くみひも:生藍染め
非常に鮮やかなコバルトブルーの色で知られる群青ですが、細かく砕けば砕くほど淡くやさしい水色になります。粒子の大きさの違いで色の明度を変化させる岩絵具独自の技法です。その淡い水色に生藍染めという珍しい草木染めの組み紐をあわせました。藍染は通常藍の葉を発酵させますが、この染めは生の藍の葉を使用しています。葉が収穫できる時期にしか染められないため、希少価値の高いものです。
2009年7月1日水曜日
七宝紋その4 天然水晶末/紅梅染め
4.冬 文字盤:天然水晶末 くみひも:紅梅染め
白とピンクの組み合わせは「雪の下」という冬の重ねの色目です。降り積もる雪に埋もれた紅梅を表しています。厳しい冬の寒さの中にも、ふと春の訪れを見つけ心温まる、そんな繊細な美意識を感じていただけるのではないでしょうか。文字盤には水晶を粉末状にした岩絵具を塗りました。岩絵具ならではの透明感のあるキラキラした質感は雪を表すのにぴったりです。くみひもはまさしく紅梅で染め上げたものです。古来から最高級の染として使われてきた紅梅染め、その鮮やかな梅染めの技を日本でただ一人受け継いだ梅染め師山本晃氏による逸品です。
2009年6月29日月曜日
七宝紋 その3 天然辰砂/宇治の玉露染め
辰砂は古来「丹」と呼ばれ古墳の彩色や不老不死の薬としても扱われた鉱物です。旧石器時代から赤は神聖な色とされ、辰砂はその塊自体が御神体として崇められることもあったようです。弥生時代から産出されるようになり、いわゆる魏志倭人伝の邪馬台国にも「其山 丹有」と記されています。くみひもは宇治の玉露を使用して染め上げました。玉露の淡い緑を感じさせる上品な色合いです。濃い赤と淡い茶色の組み合わせは落栗色といい、源氏物語にも登場する秋の重ねの色目です。
2009年6月26日金曜日
夏きもの・ゆかた展 + はなもっこ
2009年6月24日水曜日
七宝紋その2 緑青/蓬染め
2.夏 文字盤:天然緑青 くみひも:蓬染め
岩絵具の代表的な色である緑青を採用しました。高松塚古墳壁画や源氏物語絵巻といった日本絵画を代表する作品にもふんだんに使われそれぞれの作品を強く印象付ける重要な要素となっています。原料となる孔雀石(マラカイト)は古来から魔除けの力があると信じられ装身具の装飾として使われてきました。くみひもは蓬染めです。蓬もその香気が邪気を払うものとされてきました。雛祭りなどに蓬餅を食べるのはその風習の名残です。生命力あふれる夏の木々の緑を涼しげに感じさせる組み合わせをお楽しみ下さい。
2009年6月22日月曜日
七宝紋 その1 珊瑚末/能登の山桜染め
1.春 文字盤:天然珊瑚末 くみひも:能登の山桜染め
古来から珊瑚は身に付けると魔よけになり、しかも対人関係の融和に効果がある宝石として珍重されてきました、その希少価値の高い天然の珊瑚を砕いた絵具を文字盤に使用しました。色は淡いピンクで桜をイメージさせます。組みひもにはまさしくその桜で染めたものをお付けしました。能登の桜は長い冬を乗り越えるため、色が濃く美しく絹糸を染め上げることができます。珊瑚と桜の柔らかく美しい色彩をおたのしみ下さい。
2009年6月19日金曜日
七宝紋(新商品です!)
久々に新商品が出来ました。文字盤に岩絵具で七宝紋を描きました。
使用している岩絵具やくみひもの染料は全て天然のものです。自然のものだけでこんなにも鮮やかな美しい色が出せるなんてすごいですよね。
まず文字盤全面に純銀箔を貼って、その上にごく薄の和紙を貼ることで和紙の隙間から銀がキラキラ見えてとても上品な輝きです。
日本画の伝統的な技法のひとつで、絵を描く絹の裏に金箔を貼って微妙に光り輝く画面を作る『裏箔』という技法がありますがそれを応用しました。
そしてその上に岩絵具で七宝紋を表しました。七宝とは仏教の用語で、金、銀、水晶、瑠璃(るり)、瑪瑙(めのう)、珊瑚(さんご)、しゃこの七つの宝のことだそうです。なぜこの文様が七宝紋と呼ばれるようになったのかはわかりませんが、円を重ねて作られたその文様は円満・吉祥を意味するおめでたい紋として古くは正倉院の宝物にも使われているものです。左の図は七宝つなぎという文様です。このわっかの一つを取り出したら七宝紋ですね。円が規則正しく並んで満ちている、円満とされる意味がよくわかるのではないでしょうか。
文字盤に使用するとちょうど12時、3時、6時、9時の位置に切れ込みがあたるので、時計としての機能性もちゃんとあります。全6色の展開です。それぞれの色にも意味をこめてデザインしましたのでそれはまた後日。
2009年5月28日木曜日
idsite
idsiteという、様々なデザインプロダクト、インテリアショップ、デザイナー情報を集めたサイトにはなもっこを掲載していただきました。こないろ・うるし・金箔・文様と各シリーズ丁寧にご紹介いただいています。 他の掲載商品も魅力的なものばかりなので、是非ご覧下さい。
http://idsite.co.jp/
はなもっこ掲載ページはこちら
http://idsite.co.jp/index.php?pg=brand_detail&bm=BRD-00000422
2009年5月26日火曜日
家庭画報
家庭画報の通販カタログ、『家庭画報selection 2009年夏号』にはなもっこの文様シリーズを掲載していただきました。下記のサイトでカタログをご請求いただけます。
より多くの方にはなもっこを知っていただけたら嬉しいです。
家庭画報ショッピングサロン
www.sekaibunka.com/shop/
2009年5月21日木曜日
2009年4月25日土曜日
セレクトショップ京
とてもとてもすてきなショップなので京都へお出かけの際は是非お立ち寄りください。
セレクトショップ京でしか買うことができないオリジナル商品も製作しました。今後ラインナップを増やしていく予定です。ご期待ください!
セレクトショップ「京」
京都市東山区三十三間堂廻り644番地2 ハイアットリージェンシー 京都 ロビー内
TEL:075−541−3206
営業時間/日・月〜木 9:00〜19:30 金・土・祝前日 9:00〜20:00)
http://www.selectshopkyo.com/index.html
2009年4月10日金曜日
かさねシリーズ試作その1
2009年3月30日月曜日
2009年3月25日水曜日
新シリーズ始まります。
新シリーズ金彩シリーズ始まります。
このブログで試作段階を度々掲載していましたが、岩絵具の上に「金泥」という金箔を細かく粉状にした絵具で模様を描きました。
まずは緋色と黒の二色での展開です。 模様の種類は桔梗・跳ね兎、枝垂桜、鈴蘭の四種。イエローゴールドのケースを使用しました。
4月1日から福岡三越で開催される「假屋崎省吾の世界展」で販売します。お近くの方は是非お立ち寄り下さい。
福岡三越 「假屋崎省吾の世界展」三越・岩田屋統合1周年記念
4月1日(水)~6日(月) 福岡三越
シリーズ名変更のお知らせ
ややこしくご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんが、何卒宜しくお願い申し上げます。
2009年3月24日火曜日
能登の山桜染め
桜の季節ですね。金沢はもう少し開花まで時間がありそうですが、今から楽しみです。
さて、なぜこの木は「桜(さくら)」という名前なのでしょうか…
日本人の美意識を代表するようなこの木の語源は諸説ありますが、櫻の嬰という部分は「まとう」とか「とりまく」という意味があるそうです。つまり中国の人がこの漢字を作るときにまとうように咲き誇っている木全体をイメージして表したとされています。一方日本の「さくら」の「さく」は裂く・割くという意味。これは小さな花びら一枚一枚の先っぽがちょっとさけているからということらしいです。
櫻とさくら。どちらの見方も魅力的ですが、やはり小さな小さな花びらの先を眺めてそれを美しいと思い名前をつけた日本人の感性が私はとても好きです。小さなものを愛でる美意識は現代の日本人の心の中にも息づいているものですね。
前置きが長くなりましたが、今回はそのような桜の木で染めたくみひものご紹介です。能登の山桜染め という薄いピンクの染めで、桜の花びらのようにとても優しい色合です。
「昇苑くみひも」さんからの説明をご紹介します。『能登の桜は長い冬を乗り越えるため色が濃く美しく絹糸を染め上げるのに重宝されます。裏と表に非常に美しい二色の糸を使用しております。絹ずれの音をお楽しみ下さい。』
昇苑くみひもさんのホームページはこちらhttp://www.showen.co.jp/index.html
2009年3月10日火曜日
生藍染め
天然草木染めのくみひもに『生藍染め』が増えました。新商品の文様シリーズでは千鳥をあわせました。とても美しく清清しい印象の水色です。
くみひもを作っていただいている「昇苑くみひも」さんからの説明をご紹介します。
『生藍染めは通常の発酵させて作る「すくも」を使う藍染めとは違い、藍の生葉を使用します。そのため、良くある濃いインディゴブルーではなく、美しい空の青色が出ます。保存が利く「すくも」と違い生の葉が取れる時期にしか染められないため珍しく量も限られた希少価値の高い染めといえます。京都の染め師、山本晃氏にお願いし、ここまで鮮やかな染めを仕上げていただきました。自然の恵みと、脈々と続いてきた染の技術に対してありがたく感謝して使いたいものです。』
昇苑くみひもさんのホームページはこちらhttp://www.showen.co.jp/index.html
2009年2月3日火曜日
2009年2月2日月曜日
ギフトショーに出品します。
ギフトショーにお越しになる際は是非はなもっこのコーナーにもお立ち寄り下さい。
新作の文様シリーズ全商品を取り揃えてお待ちしております!!
The 67th Tokyo International Gift Show
会場:東京ビックサイト
会期:2月3日~6日
石川県デザインセンターの小間ナンバーはNO,西3073-74です。西展示棟4階になります。
2009年1月21日水曜日
2009年1月18日日曜日
文様シリーズ はじめます!
岩絵具を塗った和紙を切り抜いて文様を描いた上にとても薄い和紙を貼っています。やさしい色と質感です。